
【8年ぶりの国内開催】Kumamoto NEADC 2024を熊本市にて開催!

木村勇翔
日本パーラメンタリーディベート連盟(2024年度代表:木村勇翔)は、2024年11月8日から12日の5日間にわたり、熊本県熊本市で「第22回北東アジアディベート選手権(Kumamoto North East Asia Debating Championship 2024)」を開催しました。北東アジア中から約170名もの参加者が熊本に集まり、活発な試合展開とともに、熊本県の魅力発信の機会を提供しました。
□北東アジアディベート選手権について
北東アジア(日本・韓国・中国・香港・マカオ・台湾)の大学生を対象とした本大会は、北東アジアで最も権威のあるディベート大会として、また北東アジアの若者の恒久的な友好を目的として、毎年各国・地域の持ち回りで開催されております。本年度は、日本国内で8年ぶりに開催された大会で、また初めての地方都市での開催となりました。
*2021年に東京大学主催のオンライン開催を除く
*過去の大会一覧:https://bit.ly/3VsyYUo
□総合優勝は「北京大学」EFL部門優勝は「早稲田大学」
本大会は、予選6試合を勝ち抜いたチームが、大会3日目の決勝トーナメントに出場します。政治・経済などに関する政策、赤ちゃんポストやマイノリティなどの社会課題などをテーマに、政府側と野党側に分かれて活発に議論がなされました。
決勝では、オープン部門では人工知能(AI)をテーマとした論題、EFL部門では環境問題をテーマとした論題で、主張をぶつけ合いました。総合優勝(オープン部門勝者)は北京大学(中国)、EFL部門優勝は早稲田大学でした。
□熊本での開催について
即興型ディベート史では初めて、地域レベルの国際大会を国内の地方都市で開催しました。本大会は、北東アジアの若者が一堂に集まる貴重な機会です。地方に住む学生にも交流機会を提供しつつ、地方の知られざる見どころの発信に貢献できればという願いから、半導体産業で世界的に注目されている熊本県を開催地に選びました。
参加者の大半が熊本への訪問経験がない中、大会参加を通して訪れるきっかけをつくり、熊本の自然・文化・歴史を堪能し、魅力を肌で感じてもらう機会を提供しました。また熊本の学生にはボランティアとして参加してもらい、普段出会えないような学生との交流機会を提供しました。
(参考:熊本日日新聞による記事)
□「第22回北東アジアディベート選手権」概要
日時:2024年11月8日(金)〜12日(火)
主催:日本パーラメンタリーディベート連盟(JPDU)
協賛:株式会社東横イン・A.T. カーニー株式会社・株式会社DeFimans・EduDrift PTE. LTD.
後援:外務省・熊本県・熊本市・熊本日米協会・一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
助成:一般財団法人熊本国際観光コンベンション協会
協力:Strait Debate Open
会場:熊本大学黒髪北キャンパス・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)・SPACE KUMAMOTO
開催報告書:第22回北東アジアディベート選手権 熊本大会 最終報告書
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